渡辺明夏

渡辺 明夏(わたなべ めいか)

プロフィール

渡辺 明夏
  • 学位:修士 社会福祉学
  • 担当授業:「精神障害リハビリテーション論」「精神保健福祉の理論と方法(専門)」「精神保健福祉演習」「精神保健福祉実習指導」「人間福祉専門演習/基礎演習」
  • 職歴:精神科クリニック及び障害福祉サービスなどを行う法人での勤務を経て現職。精神保健福祉士・社会福祉士
  • 好きなこと:美味しいコーヒーを飲むひととき

1.研究テーマ「精神保健福祉領域におけるソーシャルワーク実践」

現在の研究テーマは、精神科医療や支援から離れていく当事者の主観的体験と障害認識、精神保健福祉領域における援助希求とソーシャルワーク実践、自死・自殺予防と精神保健福祉士のソーシャルワーク実践などです。

うつ病や統合失調症、依存症などの精神疾患や精神障がいは決して珍しいものではないにもかかわらず、まだまだこれらについての誤解や偏見が多くあるのが現状です。私はこれまでの実践経験から、アルコール依存症などのアディクション領域、働く人のメンタルヘルス、大学生をはじめ若者のメンタルヘルスとその課題、自傷行為や自死・自殺について関心を持ち、精神保健福祉士としてのソーシャルワーク実践という立場でできることを模索しています。

社会の変化とともにさまざまな状況におけるストレスが多いなか、多くの人が精神疾患や精神障がいについての理解を深め、自分自身のケアも含め身近な人への気づきや理解のある関わり、寄り添いができるようになるための研究に取り組んでいます。

2.授業で大事にしていること

精神保健福祉士の現場実践では、知識や技術を「知っている」だけではなく、それらを活かして当事者の方や多職種と関わっていくさまざまな実践力が求められます。そのため、授業の中では学生が受け身になるのではなく、主体的に考える、言語化する、他者の意見からさらに自分の考えを深化させるといったプロセスを大事にしています。

また、学生からの授業の感想や疑問などを踏まえて、その後の授業に活かしていくことと、学生へフィードバックしていくことを大事にしています。学生の皆さんの関心ごとや理解度に合わせ、疑問に応じられるような授業をしていきたいと思っています。

3.学生からみた先生(2021年度生 井上結夢さん)

ゼミの忘年会でつくったパフェ ゼミの忘年会でつくったパフェ

国家試験の時にゼミ生同士で勉強会開いたり、ゼミ生同士の絡みが頻繁にあったのが思い出です。渡辺ゼミだからこその交流があったかなって思います!しっかりやる時はやって楽しむ時は楽しむ!みたいな、かっちりし過ぎていない授業が私には合っていたかなと思います!

渡辺先生は就活の相談だったり、国試の相談だったり、くだらない相談でもちゃんと話を聞いてちゃんと相談に乗ってくださる印象です。色んなことを相談しやすい先生かなと思います!

国家試験間近になって、先生の研究室でお互い愚痴ったり相談したり励まし合ったり、メンタルはすごくしんどかったけど何とか最後まで走りきれたのはみんなで励まし合えたからかなと思います!

4.私の学生時代

京都の大学に進学し、友人と集い、遊び、バイトし、そして学び、伸びやかに過ごしました。友人と学食からパフェを食べに場を移し、話に花が咲き、午後の授業をどうしようかとよく話していました。そんな時間を共有したかけがえのない友人、そんな私を指導してくださった懐の深い先生方、大学院の先輩方には今でも支えられています。

2年次の夏休みは、2週間ほどデンマーク社会福祉研修に参加しました。デンマークの福祉・教育に根差す日本とは異なる価値観に刺激を受け、また「対話」の大切さを学びました。3~4年次の現場実習では、特に依存症専門治療を行う精神科クリニックでの精神保健福祉実習がその後の進路に関わる原点となりました。現場でしか気づけなかったことは多く、依存症などの精神疾患当事者の方や実習先の方々との出会いから、精神保健福祉領域で人に関わる仕事をしたいと思いました。

ニューハウンの風景(デンマーク研修) ニューハウンの風景(デンマーク研修)
ミラノ大聖堂(イタリア卒業旅行)  ミラノ大聖堂(イタリア卒業旅行) 

5.学生に期待すること

関キャンパスにて 関キャンパスにて

大学は1人ひとりが自分の関心や思いを軸に、教員や他の学生と交流し視野を広げ、将来の自分についてじっくり考えることのできる有意義な場であると思います。遊びでも学びでも、いろいろなところへ足を運んで多くの経験をし、新たな挑戦や試行錯誤をしながら、大学生活を存分に楽しんでほしいと思います。