高木総平

高木 総平(たかき そうへい)

プロフィール

高木 総平
  • 学位:臨床心理士 神学修士
  • 職名:教授
  • 担当授業:「キリスト教概論Ⅰ」「宗教と人間」「臨床心理学」「死生学」(複数教員で担当)
  • 職歴:東京、福岡、滋賀の教会で牧師をした後、松山東雲中学高校教員、宗教主事
    松山東雲女子大学教授、宗教主事、その後奈良の教会で牧師、9年前より本学に勤めています。カルト団体入信者家族や脱会者の支援やいのちの電話の活動に従事している。
  • 趣味:CD(以前はレコード)鑑賞、時にコンサート。モーツアルトの交響曲「プラハ」のCDは何枚持っているかわかりません。

1.研究テーマ  カルト被害の予防 宗教と心理学 死

高校時代に教会に行きはじめ、キリスト教をもっと知りために神学部に進学しました。そこで宗教とともに人間の心理について関心を持つようになりました。特にユング心理学の指導者の一人が私の先生で、大きな影響を受けました。教会の牧師になってから様々な問題に取り組むようになり、心理に対する理解やカウンセリングの必要性を痛感し、勉強を続けました。その後キリスト教主義の中学高校や大学に勤めるようになり、臨床心理士の資格も取り、カウンセリングを担当していました。牧師の時カルト団体に入信した家族の相談をたくさん受けるようになり、ずっと研究テーマとして取り組んでいます。またいのちの電話に関わり、自死や死、生きる意味について宗教と臨床心理学の立場から実践的に研究しています。

2.授業で大事にしていること

キリスト教や宗教は本学に来て初めて触れる領域ですし、その上一般の常識や考え方、ものの見方とは違う世界のことを扱うのでできるだけわかりやすく伝えることを心がけています。このような授業を通して「生きることの意味」を考えてもらうことを目指しています。臨床心理学も上記と同様な面はあるのですが、自分を知り他者を知ることを目指し、コミュニケーションが難しくなったと言われる現代に、少しでもコミュニケーションに役立つような実習を取り入れています。

1年生高木ゼミ生の皆さん、日レク大会にて 1年生高木ゼミ生の皆さん、日レク大会にて

4.私の学生時代

まだまだ学生運動の波が残っており大学では落ち着いて勉強できる雰囲気ではありませんでした。そのような中で友人たちと世界や社会の問題、人生の問題について盛んに議論を「飲みながら」したものでした。大学3年から大学院修了まで先輩のやっている幼稚園に誘われ、小学生の遊び学校(プレイスクール)も併設されていたので、「遊びのにいちゃん」として週の半分は子どもたちと関わり、「遊び」の意味について実践から学びました。学部時代は、大型オートバイを乗り回し、年間映画を140本以上見る生活で、まじめに授業に出た記憶がないのですが、大学院ではかなり勉強をしたつもりです。

5.学生に期待すること

阪神淡路大震災で亡くなった方々への鎮魂と追悼を祈念して1995年より始まった「神戸ルミナリエ」の写真 あの阪神淡路大震災で亡くなった方々への鎮魂と追悼を祈念して1995年より始まった「神戸ルミナリエ」の写真です

知識は必要です。その中で生きる知恵というか力となるようなものを見つけてください。努力は必要ですが、努力をしてもうまくいかないことも、失敗することもあります。そのことをどう受け止めるかです。