佐甲学

佐甲 学(さこう まなぶ)

プロフィール

佐甲 学

福岡県生まれ(1960年)の関西育ち。
同志社大学で社会福祉を学び、卒業後(1985年)全国社会福祉協議会(全社協)に就職し、全国の社会福祉協議会組織や社会福祉施設、ボランティア活動、災害支援などに関わる仕事に従事。2006年にルーテル学院大学大学院で修士(人間福祉)を取得
2022年4月から本学教員。

1.研究テーマ「地域福祉」「ボランティア活動」「災害と福祉」

親のスネをかじりで2浪し、大学で何を学ぶのか、考える時間できました。小・中学校で同和問題や在日韓国・朝鮮人差別という社会課題に身近に触れたことが心に残っており、こうした課題を解決できる社会のあり方を学びたいと思い、社会福祉を専攻しました。

大学での学びのなかでは、住民主体で、地域の課題解決のための仕組みや実践をつくるという「地域福祉」の理念や方法に感銘を受け、その推進役である「社会福祉協議会」に強い関心ももちました。特に、当時、全社協が刊行した「在宅福祉サービスの戦略」という本を読み、これからの福祉サービスや生活支援が身近な地域の中で展開するという構想が書かれており、それに共感し、その実現に自分も身をおきたいと思いました。

就職後は、阪神淡路大震災や東日本大震災などの大災害に遭遇し、災害ボランティア活動などの仕事をするなかで、自ら被災者でもある現地のワーカーの方々が駆け付ける支援者やボランティアと協働して福祉実践を展開する姿を目の当たりにし、継続的な支援や関わりの大事さを感じています。

2.授業づくりで大事にしていること

講義形式の授業担当が多いのですが、実践現場の映像や実践者のゲスト講義などもできるだけ取り入れ、具体的に地域福祉実践の面白さや課題を知って欲しいと思っています。

また、少々人数が多くても。意見交換やグループワークなども取り入れ、学生そして教員相互の学び合いの場になりように努めています。

ただし、社会福祉士国家試験の科目では、試験対策につながるように、小テストや確認テストを多めに行い、きびしめな授業ですので、ご注意をー

3.学生からみた先生(2022年度生 中根陸人さん)

私のゼミ生の中根陸人さんと地域貢献活動の発表会に 私のゼミ生の中根陸人さんと地域貢献活動の発表会に

大学周辺地域で展開するCVKと称するボランティア活動や能登半島地震への支援ボランティアなど、地域活動に力を入れられている先生です。特にCVKでは、住民懇談会やクリスマス会、ひろばなどを開催し、学生が地域の方々や子どもたちと関わる機会を作ってくださっています。ボランティア活動や災害分野に興味のある方は、佐甲先生と関わることで大学生活をより充実させることができます。面白い話題も多く、学生にとって非常に親しみやすい先生です。

4.学生時代はどんな人だったか

高校時代はラグビー部に所属。激戦区の大阪府予選で準々決勝までコマを勧めました。

学生時代は予備校も含め6年間京都で過ごし、今でも京都は大好きな土地です。お寺参りをしたり、大学時代の友だちと飲んだりしています。

大学時代は、社会福祉研究会というお堅いサークルに属していましたが、やっていることはかなり柔らかく、授業をサボってゲームセンター、喫茶店でマンガ本、そして毎日のように友達の下宿に入りびたり、夜更けまでバカ話をしたのが。楽しい思い出です。アルバイトも、インカ料理店の店員、酒屋の店員、ダムの測量補助。24時間交通量調査員、装束を着てお祭りの行列に参列などいろいろなことをしました。

5.学生に期待すること

大好きな 村上隆氏の展覧会にて 大好きな 村上隆氏の展覧会にて

人も学びも「良き出会い」があることを願っています。少しでも関心あれば、その場に出向いてみてください。そして、うまく行かなかったら出直せばよい。やり直しが効き、それが経験にもなります。それが若さの良さです。