森田直子

森田 直子(もりた なおこ)

プロフィール

森田 直子
  • 学位:文学士
  • 職名:准教授
  • 担当授業:「介護コミュニケーション」「生活支援技術」「介護過程」「介護総合演習」「人間福祉基礎演習」「人間福祉専門演習」
  • 職歴:高齢者介護施設の介護職を経て現職。介護福祉士、介護支援専門員
  • 特徴:早口なあわて者
  • 趣味:園芸、飼い猫と遊ぶこと、韓国、中国の歴史ドラマの視聴

1.研究テーマ「介護の質と介護士の働きやすさの向上」

介護福祉士として働く中で、介護の楽しさを知る一方、利用者の思いに応えきれていない現状を知りました。介護福祉という仕事はまだ発展途上であり、介護福祉士自身がもっと研究を重ねていく必要があると感じています。

近年は介護ロボットやICTの活用によって、介護の質や介護士の働きやすさの向上が期待されています。そこで岐阜県内の高齢者介護施設でどれくらい活用が進んでいるのか、活用に際してどのように職員教育を行っているのか等について、学内の他の先生たちと一緒に調査しました。これらの機器の購入にはお金がかかるので、現場への浸透はゆっくりですが徐々に導入されていることがわかりました。しかし機器は万能ではないので、どのような利用者に対してどのように利用するとよいのか判断力が必要になります。本当に利用者の生活の質が向上する活用方法とそれを大学でどのように教育するかがこれからの研究課題です。

2.授業で大事にしていること

授業の進め方としては、できるだけ受講生と対話する時間や、受講生同士で話し合う時間を作るようにしています。授業内容に関心を持ってもらい、自分なりに意見を持ってもらえるようにしたいと思っています。そして自然と眠さが吹き飛ぶ授業ができたらと思っています!また、様々な授業で利用者と関わる楽しさや、「利用者の尊厳を守るとはどのように考え行動することなのか」を伝えたいと思っています。

3.学生からみた先生(2022年度生 佐村心さん)

森田先生は、学生一人ひとりに寄り添い、親身になって支えてくださる先生です。介護福祉士国家試験講座では面談を通して目標を一緒に考え、勉強方法についても丁寧に相談にのってくださいました。授業では実際の介護現場での経験をもとに、利用者との関わり方や介護のやりがいについて学ぶことができます。ゼミではボードゲームなどを通して学生同士が交流する機会もあり、明るい雰囲気の中で楽しく学ぶことができています。

4.私の学生時代

専攻は「朝鮮近世史」でした。韓流ブームの前のことで、ゼミ生は各学年1人しかいませんでした。4年生は卒論のためにバイト以外はひたすら漢文を読みました。サークルは「考古学研究会」に入り、畑の土起こしの時期に土器のかけらを見つけに行ったり、縄文土器制作にチャレンジしたり、発掘のバイトをしたのが良い思い出です。しかし、もともとインドア派で非社交的なため、基本的には気のあう友達とお互いのアパートや、大学の研究室で何かを食べながらしゃべり倒すということが多かったです。地味な学生生活でしたが、歴史学に触れたことと友人との様々な対話経験は「人に歴史あり」「多様な考え方」を知り、今の福祉の仕事につながりました。

5.学生に期待すること

我が家の姉妹の猫 我が家の姉妹の猫。猫とのコミュニケーションは私を癒してくれます。

大学時代ほど自由な時間を持てるときはないです。将来に有利かどうかではなく、「今、やりたいこと」を大切に時間を使ってもらいたいと思います。やりたかったことをやれたという経験は自分の拠り所になると思います。