宮嶋淳

宮嶋 淳(みやじま じゅん)

プロフィール

宮嶋 淳
  • 学位:博士(ソーシャルワーク)(甲ソ第1号)
  • 職名:教授
  • 学歴:東洋大学大学院福祉社会デザイン研究科社会福祉学専攻修了
  • 担当授業:「児童家庭福祉論」「子ども家庭ソーシャルワーク論」「人間福祉特論」「医療福祉論」「地域包括支援論」「福祉総合演習」「人間福祉基礎演習」「人間福祉専門演習」
  • 職歴:現多治見市社会福祉協議会、公益社団法人日本社会福祉士会を経て現職。社会福祉士、介護福祉士、保育士、介護支援専門員、生殖医療相談士、園芸福祉士
  • 特徴:見た目よりも「器用」で、「変な」こだわりとやさしさの持ち主
  • 趣味:ウサギの世話、キャンプ、奥さんとのおしゃべり

1.研究テーマ「グリーン・ソーシャルワークと人材開発」

他大学との交流ゼミナールにてパペットシアターに初挑戦 他大学との交流ゼミナールにてパペットシアターに初挑戦

私の研究テーマは、『グリーン・ソーシャルワーク』と『福祉人材開発』(大学院で講義しています)です。自然環境と人間の福祉(Human Well-being)を同時に高めるという考え方に出会ったのは、大学時代に経験した「1年間ボランティア(熊本県水俣市)」での園芸福祉活動に参加したことがきっかけでした。草花・農耕・家畜らに触れながら笑顔を取り戻す高齢者、水俣病患者さんが畑や漁業を通じて地域とつながっていく姿を見て、『人が生きる力を取り戻していく瞬間』に強く心を動かされました。また、現場のソーシャルワーカーの奮闘と同時に、教育支援の不足や制度的な課題にも直面し、研究と教育を通じて現場の力を底上げしたいと考えるようになりました。こうして、自然・パンデミック・福祉をつなぐ研究に没頭し続けています。

2.授業づくりで大事にしていること

「伝わる」語りの難しさを感じつつ、「アッ!」という「気づき」をうながせるような授業をめざしています。

授業では『自分の言葉で語れる学び』を大切にしています。講義だけでなく、対話・フィールドワーク・事例検討を組み合わせることで、学生が主体的に考え、自分の経験と社会課題を結びつけられるように工夫しています。

3.学生から見た先生(2024年度生 宮地健汰さん)

専門ゼミ3年生によるオープンキャンパス写真展(中国人留学生企画) 専門ゼミ3年生によるオープンキャンパス写真展(中国人留学生企画)

『話しやすくて安心する』『実践の裏付けがある授業で理解しやすい』『フィールドワークの後に一緒に振り返りをしてくれて成長を実感できる』とよく言われます。優しく見えるけど、学びには意外と厳しいらしいです。

4.学生時代の思い出

学生時代は、好奇心が強い一方で少し不器用なタイプでした。ゼミ発表で緊張のあまり頭が真っ白になったり、フィールドワークの調整に失敗して調査先に迷惑をかけたりと、今では笑える失敗も多くあります。しかし、その度に仲間や先生に支えられ、『学ぶことは一人ではできない』という大切なことを実感しました。今の教育観や研究の姿勢は、こうした失敗経験に大きく支えられています。

5.学生に期待すること

1600人のソーシャルワーカーが集まったIFSWアジア太平洋会議(フィリピン・セブにて 2023年11月) 1600人のソーシャルワーカーが集まったIFSWアジア太平洋会議(フィリピン・セブにて 2023年11月)

自分のペースでいいので、『なぜ?』を大切にしながら一歩ずつ前に進んでほしいと思っています。