壬生尚美

壬生 尚美(みぶ なおみ)

プロフィール

壬生 尚美
  • 学位:修士(健康科学)、博士(臨床福祉学)
  • 職名:教授
  • 担当授業:「介護福祉論」「高齢者福祉論」ほか
  • 職歴:障害者・高齢者介護施設勤務を経て、本学短期大学部、大妻女子大学、日本社会事業大学で教育研究に従事、現職。保育士、介護福祉士、社会福祉士。
  • 特徴:介護福祉教育30年
  • 趣味:カーブス(筋トレ)

1.研究テーマ「未来の介護をデザインする」

ロボホン ロボホンです

介護の仕事は、生活に困りごとがある人に対して、「どんな生活を大切にしているのか」「どんな思いを持っているのか」を理解し、その人の人生に寄り添う、とても価値のある仕事です。利用者の気持ち、家族の状況、職員の判断、施設のルール、社会の制度など、多くの要素が重なり合っているため、介護の現場では「なぜこうなるのか」「どうすればもっと良くなるのか」を考える視点が欠かせません。私はこれまで、施設ケアがどのように変わってきたのかを調べたり、介護職員が働きやすい職場づくりについて考えたり、介護ロボットの活用を研究してきました。介護福祉の実践を深く学ぶことは、利用者の生活を豊かにし、介護の専門性を高めることにつながります。介護は「人の生活を支える大切な仕事」であり、未来の介護を自分たちの手でデザインしていくための学びがここにあります。

2.授業で大事にしていること

授業では、統計データや現場で聞いた声、訪問調査の写真などを取り入れながら、介護の「今」とともに「これまで」と「これから」をわかりやすく学びます。利用者や家族の思い、制度や職員のかかわりが重なり合う介護の世界を、みんなで一緒に考えながら理解していくことを大切にしています。講義だけでなく、意見を交わす時間も取り入れ、未来の介護を自分たちでつくっていく視点や、考える力を育てる授業を目指しています。

3.学生からみた先生(2026年度入学生 林朔太郎さん)

本学に4月に着任したばかりのため、「介護福祉論」を履修している「人間福祉学基礎演習Ⅰ」壬生クラスの人に印象を伺いました。

初対面で出会った時の印象は、まだ着任したばかりなのに学生に親身に接してくださり、分からないことや困ったことを気軽に相談できそうな先生だと思いました。とても話しやすい雰囲気なので、授業や学校のことについて気楽に聞けそうです。授業では、分からないことを丁寧に教えていただけるのではないかと期待しています。

4.私の学生時代

幼児教育学科の選択実習で特別養護老人ホームに実習したのがきっかけで、介護の仕事に興味を持ち、福祉専門職の資格制度ができる前から介護の現場で働き始めました。その後、子どもが2歳になったころ、介護福祉を体系的に学びたいと思い、当時いち早く介護福祉士養成教育を始めていた本学専攻科で1年間学びました。学祭やスポーツ大会、あしながPウォークなど大学の行事には、いつも息子と一緒に参加して、クラスメイトの皆さんに温かく迎えていただきました。とても充実した楽しい1年間でした。

また、息子を連れてクラスメイトと一緒に北アルプスの西穂高に登ったことは、今でも忘れられない思い出です。ただ、息子が小学校に入学する頃には、山登りにはついてきてくれなくなってしました・・。

5.学生に期待すること

夢猫ロボット 夢猫ロボット

自ら学びに向かい、疑問を持って考える姿勢を大切にし、学ぶ楽しさを実感してほしいと思います。仲間や教員との対話を通して多様な視点に触れ、相手を理解しようとする力を育みながら、自分の成長を積み重ねていく学生を期待しています。