加藤大輔

加藤 大輔(かとう だいすけ)

プロフィール

加藤 大輔
  • 学位:社会福祉学 修士
  • 職名:教授
  • 担当授業:「精神保健福祉の基盤と専門職」「精神保健福祉の原理」「精神保健福祉制度論」「精神保健福祉演習ⅠⅡⅢ」「精神保健福祉実習指導ⅠⅡⅢ」
  • 職歴:社会福祉法人寧楽ゆいの会での現場経験を経て現職。精神保健福祉士。
  • 特徴:人見知り
  • 趣味:けん玉、ブーツ磨き、コーヒー

1.研究テーマ「精神疾患や精神障害を有する人の地域生活支援」

精神疾患や精神障害を有する人たちの地域生活支援、リハビリテーション、生活を支える仕組みづくりに関心があります。具体的には、1940年代に米国で誕生し、世界40ヶ国以上で取り組まれている精神障害者への“生活支援”と“リハビリテーション”を包括的に行う『クラブハウスモデル』の意義、効果、日本における展開方法について着目しています。

『クラブハウスモデル』という取り組みと出会ったのは大学院の時で、感覚的に「面白そうだ」と感じました。面白そうと感じた理由はいくつかあるのですが、特に、利用者と職員の関係が“横並び(side by side)”ということに、なんともいえない可能性と魅力を感じました。頭の中で面白いと感じたことを、現実的に自分の中に落とし込むために、その後、『クラブハウスモデル』を実践していた奈良市の施設で勤務しました。

奈良市での『クラブハウスモデル』の実践を踏まえつつ、地域生活支援のあり方を実践と理論の両面から探求しています。

海外のクラブハウスの仲間と 海外のクラブハウスの仲間と
クラブハウスイベントでのスピーチ クラブハウスイベントでのスピーチ

2.授業で大事にしていること

「AIに勝てる授業をしているか」ということを意識しています。講義系の科目は、教員から学生へ一方向的な情報や知識の伝達がどうしても多くなってしまいます。極端にいえば、生身の人間が、リアルタイムで行う必要もなく、AIでも十分にやれるかもしれません。

研究テーマのところで“横並び(side by side)”と記しましたが、まさしく、授業も学生と教員が横並びになって、相互に刺激し合いながら作り上げるものだと考えています。双方向のやり取りは、予想もしなかった展開につながることもあります。このライブ感がAIにはまだできないことなので、この先も双方向の授業を大事にしたいです。

3.学生からみた先生

2021年度生 稲葉美智さん

稲葉美智さん 稲葉美智さん

加藤先生は、課題や問いに対して多角面から捉え、時に立ち止まりながらも答えや複数の選択肢を出し、さらに検討を重ねる、妥協をしない先生です。研究に対してだけでなく、コーヒーやブーツなど趣味にも妥協がありません。

また、学生の悩みや考えに耳を傾けてくださり、学業、部活動、プライベートなど物事問わず相談にのってくださります。学生の話を否定せず、共感だけでなく、先生自身の考えや提案を話してくださり、私たち生徒の思考の柔軟さに繋がっています。

2021年度生 渡辺誠也さん

渡辺誠也さん 渡辺誠也さん

最初は厳しそうな人かと思っていましたが、話すとユーモアがあって、親しみやすい人だということがわかりました。国試や進路の相談にはいつも真摯に向き合ってくれ、選択肢や疑問点を一緒に調べてくれました。たまに、ゼミで「焼きそば」や「たこ焼き」などで楽しむ機会も作ってくれて、生徒の体調や気分を細やかに気遣う所もあります。たまに毒舌な一面もありますが、私はそれが逆に温かさを感じています。一人の大人として、とても頼もしい背中を見せてくれた尊敬している先生です。

4.私の学生時代

学生時代は、一生懸命、バイトをしました。その理由は3つ。1つ目は、「レッドウィング」というブーツを買うため。2つ目は、ブーツに合うジーパンを買うため。学生時代、ブーツとジーパンを本当にたくさん買いました。今はジーパンを育てることはしなくなりましたが、学生時代に買ったブーツは手入れをしながら、リペアをしながら今も履いています。3つ目は、海外に遊びに行くため。夏休みや春休みに入ると、ジーパンとブーツといったアメカジスタイルで、知り合いがいるアメリカで長期滞在するなど、今では考えられないような自由な時間を過ごしました。

5.学生に期待すること

好きな喫茶店の淹れたてのコーヒー 好きな喫茶店の淹れたてのコーヒー

ほどよく勉強し、しっかりと遊んでください。「遊ぶ」という中には、“いろいろな経験をする”ということも含まれています。「遊ぶ」ことを通して、他者と関係を築いたり、知らなかった世界が見えるようになったり、新たな目標や夢を抱くことにつながると、私は考えています。

集めたけん玉たち 集めたけん玉たち
集めたブーツたち 集めたブーツたち