飯尾良英

飯尾 良英(いいお よしひで)

プロフィール

飯尾 良英
  • 学位:社会福祉学士、教育学修士
  • 職名:教授、人間福祉学部長・通信教育部長
  • 担当授業:「人間福祉入門」「美濃と飛騨のふくし」「日本の福祉」「国際福祉比較入門」「人間福祉基礎演習」
  • 職歴:岐阜県社会福祉協議会勤務を経て現職。社会福祉士、介護福祉士
  • 特徴:生粋の岐阜人(生まれ、育ち、職場が岐阜)、岐阜弁あり
  • 趣味:家庭菜園

1.研究テーマ「市民参加による福祉計画」

県・市町村では、自治体総合計画のもと、いくつもの福祉に関わる行政計画がつくられています。時代や社会の変化によって地域社会には新たな生活課題や福祉課題が生じています。それらをいかにして解決していくか、各種の福祉計画を策定することが行政の仕事です。

福祉計画策定には委員会が設置され、各種機関・団体、市民など様々な人たちが参画します。私は学識経験者として参加します。行政職員と一緒に計画の案を練って委員会に諮り、計画を完成させていく仕事に醍醐味とやりがいを感じます。

また、計画づくりには市民や当事者の声を聞くことがとても大切です。アンケート調査や住民座談会、関係者へのヒヤリング、ワークショップ等、幅広く意見を聞くことの意味と方法について研究しています。計画づくりをとおして、福祉施設、団体、NPO・ボランティア、町内会・自治会、行政などたくさんの人たちと出会うこともやりがいになっています。

2.授業で大事にしていること

正直、反省することが多く自分でも満足できていません。知識や情報を伝える座学が多く、学生の皆さんに詰め込む感じになっています。福祉の仕事は答えが一つではありません。相手によって場面によって対応が変わっていきます。そのため根幹となる理念をしっかり持って悩みながらも柔軟に寄りそう力が求められます。考える力、創造する力、予測する力、話す力などが求められます。学生の皆さんと身の回りで起きていることを題材にしてディスカッションする授業が私の理想です。

3.学生からみた先生(2025年度生 細野悠菜さん)

ベトナム研修にてグハンソン病院老人棟で学生がタオル体操を実施 ベトナム研修にてグハンソン病院老人棟で学生がタオル体操を実施

飯尾先生の授業は、福祉について幅広い視点から考えることができるだけでなく、学生一人ひとりが自分の意見を持つことを大切にしてくれる授業です。最初は「福祉って何だろう」という状態でしたが、授業を受ける中でこれまで自分とは無関係だと思っていたテーマにも自然と興味を持つようになりました。また、大学主催のベトナム研修では、飯尾先生のもとで現地の方と関わり、大学での学びを生かすことができました。この一年間で多角的に福祉に触れ、大学で学ぶ姿勢そのものが大きく成長したと感じています。

4.私の学生時代

授業の思い出はあまりなく、一生懸命だったのはサークル活動でした。部落問題研究会に所属して差別問題について仲間と議論し、地域に出かけて地域のおじさん、おばさん、青年たちと話し合いや行事を行ったことが楽しい思い出です。ちょうど学生運動が盛んな時代でした。友達の下宿に集まって夜遅くまでお酒を飲みながらいろんな話をしました。学生集会やデモに参加し学生唱歌を皆で歌いました。サークル活動を通して差別への怒り、社会を見る目、地域を基本に置いて考える姿勢等が培われたと思います。映画「若者たち」や「男はつらいよ」を観て、悩みも沢山ありましたが「昭和の青春時代」を謳歌したと思います。

5.学生に期待すること

2023年度飯尾ゼミ卒業生の記念写真 2023年度飯尾ゼミ卒業生の記念写真

自分に合った道を見つけて愚直に歩み続けて欲しい。長く続けることで自分の居場所が出来て自信がうまれます。大学生活を通してあなた自身の感覚・感性を養い、自分らしい道を探してひたすら進んで欲しい。