福地潮人

福地 潮人(ふくち しおと)

プロフィール

福地 潮人
  • 学位:博士(社会学)
  • 職名:教授
  • 担当授業:「社会保障論Ⅰ・Ⅱ」「公務員特講Ⅰ~Ⅴ」など 、(大学院)「国際福祉研究」など
  • 職歴:立命館大学助手→九州保健福祉大学専任講師→本学
  • 特徴:宮崎県都城市出身
  • 趣味:読書

1.研究テーマ 福祉が充実した国で、市民のグループはどう役立っているか?

私は、市民グループ(NPOなど)が、国や地域の福祉にどのような役割を果たしているかを研究しています。
 

① 政府と市民グループの関係について

福祉のルールが決まる時に、政府とNPOなどのグループがどう協力したり、意見を言い合ったりしているかを調べています。主にスウェーデンの障害者福祉を調査しており、特に障害のある人たちの声を政府に届ける活動に注目しています。最近では、外国から来た人が地域になじめるよう、市民グループがどんな手助けをしているかについても研究を始めています。
 

② スウェーデンの障害者の仕事について

スウェーデンでは、障害がある人の働く場をどう確保しているかを調べています。国が運営している特別な会社や、給料の一部を国が支払うしくみなどを中心に、その歴史や今の様子、最近の変化について研究しています。

2.授業で大事にしていること

年金や医療などの仕組みを学ぶ「社会保障論」は、少し難しめの科目です。そのため、ただ国家試験問題の暗記をするのでなく、「なぜこの仕組みができたのか?」という歴史や社会の背景をていねいに説明し、深く理解してもらえるよう心がけています。公務員を目指す学生のための「公務員特講」では、学生同士で教え合いながら問題を解く時間を大切にしています。また、面接練習も繰り返し行い、本番の試験でも自信を持って力を発揮できるような実践力を身につけてもらいたいと考えています。

3.学生からみた先生(2023年度生 中川結翔さん)

中川 結翔さん(左)、岩越 俊介さん(右) 中川 結翔さん(左)、岩越 俊介さん(右)

公務員を目指している私は2年生の時から、福地先生の授業を受けています。先生の授業では、予習で作ってきた問題を友達と出し合いながら勉強しています。ときどき自分が見逃していたことに気づかされることもあって、とても役に立っています。面接練習では、先生から声の出し方や視線、表情について教えてもらえます。はじめはすごく緊張していましたが、今はだんだんと慣れてきて、人前で話すことが前よりも苦手ではなくなりました。

4.私の学生時代

私が高校生の時、「ベルリンの壁」が崩壊し、市民の力で世界が動く瞬間を目撃しました。その衝撃から社会学を学ぼうと決め、京都の大学へ進みました。当時はお金のない苦学生でしたが、そこで人生を変える恩師に出会いました。スウェーデンの社会を研究されていた先生の背中を追い続け、今の私があります。亡き先生から受け継いだ情熱は、今も私の教育と研究の根幹に息づいています。

5.学生に期待すること

私は大学で恩師と出会い、人生を素晴らしいものへと変えていただきました。皆さんにも、これからの大学生活で、生き方さえ変えてしまうような「最高の出会い」が必ず待っています。一つひとつの出会いを大切にすることが、あなたの未来を輝かせる一番の鍵になります。これからの人生、人とのつながりを宝物にして、共に歩んでいきましょう。