岐阜県では、年間4千人規模で、職業上の理由等により、若者が県外に転出しています。県内中小企業と学生のミスマッチ、県内産業界のニーズに応える人材の不足等が背景要因としてあるものと考えられます。岐阜大学COC+事業「岐阜でステップ×岐阜にプラス 地域志向産業リーダーの協働育成」では、様々な事業協働機関が連携し、この課題の解決に向けて取り組みます。中部学院大学は、このCOC+事業に参加しています。他に、県外から、中部大学、日本福祉大学、名古屋学院大学が参加しています。事業全体として、下記の内容に取り組みます。
各大学が、(1)聞く・見る、(2)挑戦する、(3)活躍するの3ステップの人材育成を行います。また、参加大学共通プログラムとして、企業見学会・サマースクール・企業向け成果発表会を行います。
大学・企業・金融機関・岐阜県の産官学金共同研究により新規事業開拓を行い、雇用を創出します。また、企業誘致も行います。
岐阜県の企業と学生のマッチングを強化するため、地域産業界との連携による企業展や企業情報の発掘・共有のための就職支援の取り組み等を実施します。
また、岐阜県の高校生の地元進学と、県外の高校生の県内への呼び込みを促進するため、高校生とその保護者を対象に大学の魅力を発信する高大連携を強化します。